猛暑の街々

このところ、連日の猛暑続きです。昨日は岐阜県多治見市では歴代5位となる40.7℃を5年ぶりに更新したとか、12府県で12人が死亡だとかのニュースが大きく取り上げられていました。
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この値は午後2時30分時点での気象庁発表の観測値で、実際の現地では15時27分に41.3℃だったという映像も出ています。
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これは2013年8月12日に高知県江川崎で記録された41.0℃という歴代1位の観測値を上回っておりますなぁ。全国では最高気温が35度以上の猛暑日が全ての観測地点の2割を超える190地点に上ったようです。その上位10地点はというと、岐阜・愛知両県に次いで京都市中京区が入っていました。
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京都の暑さが半端ないことは実際に暮らしていたので良く解ります。京都の地形が鍋底型の盆地なので熱が溜まりやすいからだと聞かされました。過去の記録を気象庁のデータで見てみると39.8℃が最高で、昨日の気温は歴代5位にランクイン。7月としては1位の値を更新したようです。
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7月・8月というのは学生にとってはアルバイトでの稼ぎ時です。私は通年で京阪三条近くのホテルでアルバイトをやっていて、夏は結構暇で楽なものの祇園祭の山鉾巡行(7/17)と大文字送り火(8/16)の頃だけは目が回る忙しさだったのを思い出します。アルバイトであってもホテルが用意した従業員用の宿泊施設で寝泊まりできるので、アパートの自部屋には着替えを取りに行くくらいでほとんど帰っていなかったなぁ。夕方と朝の4時間ずつが仕事で、それ以外の時間は宿舎のクーラーの効いた部屋で過ごしていたのでその時だけは暑さとは無縁だったのです。クーラーが無い時代の京都の人はどうやって暑さをしのいでいたのやら、なんて思いました。

京都の鍋底地形というのは冬の寒さも格別です。太古の時代に湖だったのが干上がった土地なので、地下にはよく冷える(?)水脈があるからだとか・・・。京都で暮らし始めた最初の冬、キャンパスの移転記念イベントで提灯行列に参加したことがあります。現在は府立医科大学病院がある広小路辺りを出発して河原町通りを丸太町・御池と下がり三条通りに到達した際、街頭に設置してある温度掲示をみたら[-1]のデジタル文字が目に入って、「あぁ、これが氷が固まる気温なのか。」と初めての氷点下体験をしたのでした。
大阪に住んでいる間も8年間は京都市内の客先での仕事で通勤していて、大阪と京都の気温の差を身を持って実感するのは夏の盛りでしたねぇ。そこに住んでいて移動しなければ、暑さ寒さはそれが普通でどうってことはないんでしょうけどね。

現在住んでいる佐々や佐世保でも連日の30℃超えは当たり前で、昨日は気象庁の観測値で34.1℃だったらしい。過去の記録からするとまだまだですなぁ。
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しかし、家の玄関の温度計は35℃の目盛を超えて37〜38℃を指すことも珍しくありません。それは、南向きなのに加え外出して閉めきった状態だと温室みたいになるからでしょう。

今日の朝方のニュースでは「本日の最高気温予測」のトップに京都があり、全国的にも40℃近い気温なので命の危険が迫っているという気構えでいるようにと言っていました。どこに住んでいても、熱中症対策に充分に気を配りこの猛暑を乗り切らなければなりませんね。

最後に、この暑さで喜べることがひとつだけあることを@FNN.jpの記事から紹介しておきます。
それは「蚊の活動停止」です。
疾病媒介昆虫の研究をしている長崎大学熱帯医学研究所の話では、「蚊の飛翔が見られるのは10度から35度までなのでそれを超えると蚊が活動しなくなって刺されにくくなる。」らしい。また、KINCHO(金鳥)でおなじみの会社の話でも「蚊が活動できる気温は15度から38度程度までさまざまな説があるため一概には言えないが、活発に活動する気温は26度から32度だ。」ですと。
ご参考まで・・・

*追記 
この日の京都市の最高気温は39.8℃(午後3時19分)で、同地点の観測史上最高記録に並ぶ気温となりました。

海の日と災害情報

今日は「海の日」で祝日。1996年(平成8年)から7月20日で施行されたというから、もう20年以上も経つのに未だに馴染みがありません。2003年からは"7月の第3月曜日"に変更されて3連休となった時は嬉しかったですけどねぇ。

日本海事広報協会が毎年募集している「海の日のポスター」は、今年はこれです。
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海の中の生物で「海」の字を表しているそうで、そう言われて遠目に見て初めて判りました。
"遠目に見る"とは、画像だと縮小するのと同じ効果になります。
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さて、3連休とは言っても豪雨災害があった西日本各地では大変な状況が続いているようなので、休みがどうこうどころではないと推測されます。連日の猛暑だし、辺り一帯が海のようになった岡山県倉敷市では未だに取り残された人の救助が続いているとか・・・。災害復旧の専門家によると、発生から一週間過ぎると第二フェーズに入るらしい。曰く、緊急課題の対応から恒常的問題への対応に重点がうつるとか。すでに発生から10日経ち避難所生活で出てくる問題がそれなんでしょうねぇ。

災害時には、発生前も発生後も重要なのは情報です。身近なところでは行政が行う防災広報無線だし、テレビ・ラジオも重要な情報源です。特別警報の日、その地域に根ざしたコミュニティFMラジオでは夜通しで状況を伝えていました。その後も生活に必要な情報がタイムリーに流れていたので当事者にとっては有益だったでしょう。

政府からの情報もあれこれあります。
Twitterでフォローしている「首相官邸(災害・危機管理情報)」からはこんなツイートがあって固定されていました。
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これから辿って行くと「平成30年7月豪雨災害対策特設ページ」というサイトがあります。
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https://www.kantei.go.jp/jp/saigai/ooame201807/

このサイトでは避難生活関連・ライフライン・交通情報・相談窓口や手続き、等々のあらゆる情報を地域別に知ることが出来ます。
こうした情報を入手出来る人は活用できるけれど、パソコンやスマホに縁がなかったりそういう環境が無い人にどうやって伝えるかも大事ですね。普段からの近所付き合いや友人・知人関係が多ければその機会も多いと思われます。避難所生活よりは在宅避難者が特に重要でしょう。

私が大阪から佐々に転居して初めて迎えた1月17日(阪神・淡路大震災の発生日)、町では"避難訓練"の類が一切ないことを疑問に思い、役場に問い合わせました。
 Q:町として災害対策の一環である避難訓練を行わないのは何故か?
 A:住民の皆さんには普段から自助・互助・共助で対応していただくようにお願いしているので、行政として災害対応の特別な訓練はしない。

この時、「自助・互助・共助」のそれぞれの意味は解ったけれど、初めてセットになった言葉を聞いたので解説してもらったのを思い出します。この一週間、いろいろな情報に触れて、地域包括ケアシステム(*)で使われるところの「自助・互助・共助・公助」の考え方が災害時にも生きてくるのだと感じました。

*地域包括ケアシステムとは
高齢者が要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい生活を最期まで送れるように地域がサポートし合う社会のシステム

だんじゃなか

先週の台風とその後の記録的豪雨は、各地で甚大な被害をもたらしました。亡くなられた方にはお悔やみ申し上げるとともに被災された方にはお見舞い申し上げます。

テレビでの連日の被害報道を見ていた母は、「だんじゃなかばい、だんじゃなかぁ・・・」と呟いていました。前後に言葉は無く、ただ「だんじゃなか・・・」と。この言葉には感じた思いが込められているけれども、それを説明するのは容易ではありません。よって、今回半年ぶりとなる方言シリーズ「さざんことば」は一般的な『だんじゃなか』について。

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この言葉を分解すると[だん+じゃ+なか]で、それぞれの意味は次のとおり。
・だん:佐世保弁辞典(ライフさせぼ編)では「きざはし(段階)とか情態のこと。」とあります。この[きざはし]の"きざ"は「刻(む)」で、"はし"は梯子や橋の"はし"と同じでかけ離れたところに渡すものを表す「階(はし)」です。
・じゃ:語につく副助詞。
・なか:否定の「〜ではない」の方言。

直訳すれば「その段階・状況ではない」ですね。つまり、「そんな事やっている場合ではありません」という意味になります。勉強もせずに遊び呆けていると「そがんことしとるだんね?」なんて言われたりします。気になるあの娘に「今日は"13日の金曜日"けん、そのビデオを一緒に見ようで」と言って誘っても、「だんじゃなか!」と一言で断られるのは「そんな暇はない!」という意味。後に添付したビデオのように何らかの理由を付け加えるのが普通だけれど、語気によっては「あんたとはお断り!」かもなぁ

九州北部は8日に梅雨明けして以降、真夏日と熱帯夜の連続で10日は今年の最高気温で猛暑日でした。そんな日の翌朝、「昨夜はだんじゃなかった」と言って起き出してくれば「寝ていられる状況ではなかった」という意味でしょう。
庭の手入れをサボっていると雑草だらけになり「一人で全部抜いてしまうともだんじゃなかちゃん〜」と嘆いたり、遠いところに住む友人が会いに来て「ここまで来っともだんじゃなかったばい」とか言われたりします。この場合は、「簡単ではない・すんなりと状況が進まない」という意味で使うようです。

また、福祉関係で働く人から「実際の介護現場はだんじゃなかとよ」と聞くと、見聞きしているだけでは分からない終着点の見えない状況が推測されます。このように「大変だぁ」というニュアンスでも受け止められる気がして、レベルは全然違うものの冒頭の母の呟きがこれに近いんじゃないかと思われます。

最後に、「"だんじゃなか"ば文章で説明すっともだんじゃなかとよ〜。」ってか

ならば、実際の会話での使い方を・・・
①NBC長崎 2016.10.3放送
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②NBC長崎 2018.1.22放送
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◆これまでの【さざんことば】 ←気が向いたらクリック

Windows10 April 2018 Update

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昨年の11月にWindows10の大型アップデートをやって、次は今年の4月頃だと承知していました。しかし、いつの間にか失念していて今月に入ってからふとしたことがきっかけで思い出しました。もう2ヶ月以上経っているので自動更新されているだろうと思ったら然に非ず。[設定]から[Windows Update]を開いて確認すると、目的のアップデートは「Windows10 April 2018 Update(バージョン1803)」で、他の二つの項目とともにリストアップされているもののエラーのために「再試行」の状態になっていたのです。

最近、Windows10を起動している時間が以前よりずいぶん短くなっているので自動更新の途中だと知らずにシャットダウンしていたんだろうと推測しました。前回のアップデートはリリース前の先入れを手動でやったので、今回は久しぶりの自動更新の対応です。一昨日の日曜日、昼過ぎからのんびり構えて作業を実施しました。

「再試行」ボタンを押下すると、ダウンロードとファイルチェックまではすんなり進んだものの[インストール中]になってからかなり時間がかかる・・・。他の事例をネットで確認すると、i7-cpuのパソコンでも1時間かかるなんていう報告があったので1時間経過した60%過ぎの時点で散歩に出かけました。
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小一時間後に帰ってきたら終わっていて、再起動のタイミングを問い合わせるメッセージが出ておりました。「今すぐ再起動」したのは言うまでもありません。
そしてここからがまた長い。3回目の再起動で50%になってからスローダウン、さらに70%過ぎにまた再起動されてからもスローダウンです。
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100%を見るまで1時間以上かかって終了。
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今回、何が変わったかは最初の起動時にEdgeで紹介されます。
・デバイスを横断して作業をさかのぼれる「タイムライン」
・「近くの共有(Nearby Share)」機能
この二つが身近なもので、他に大きく変わったものは無いようです。

「タイムライン」については、デバイスをまたいで作業ファイルを呼び出せ、時間と場所を選ばずに編集が可能ということらしい。過去に遡って他の作業の内容を確認できるので、最近忘れやすくなった頭にとっては有益かもしれませんなぁ。しかし、それもMicrosoftアカウントにログインして作業していればこそで、使用頻度の高い他のアプリは範疇外です。例えば、Web参照履歴はEdgeだと表示されるけれどもChromeの履歴は表示されない。まぁ、Edgeは使わないので関係なし。
「近くの共有」機能も「アカウントが異なるWindows10搭載PC同士でのファイル転送」という比較的限られた状況だけなので関係なし。

トラブルの一つに、メールに関して@outlook.comだと問題ないけれども他のメールだとプライバシー設定でアクセスを許可をしないとシステムエラーになる、というのがあるらしい。MSの製品だから当然と言えば当然だけれど、意図的なものを感じざるを得ないなぁ。どっちにしろ、私は使っていないので関係なし。
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結局、前回と違って特にこれといった問題は起きておらず、「これまでとほとんど何も変わらず」で作業終了ナリ!

<アップデート対応後のバージョン情報>
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七夕と小暑

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今日は五節句の一つである「七夕の節句」。
通常、"たなばた"と読む"七夕"は、節句として使う時は"しちせき"で、五節句のほうも本来は"節"だったらしいけれど、現在では馴染みがありません。読みのほうは7月7日の夕方を表して七夕(しちせき)と呼ばれていたものが、日本風の行事に関係する棚機(たなばた)にちなんで"七夕=たなばた"という読み方に変わっていったようです。

しかし、七夕はもちろんどの節句も年中行事としては普段の生活に深く関わっています。
その五節句は次のとおり。
   節句 読み 日付 別名
  ・人日 じんじつ 正月七日 七草の節句
  ・上巳の節句 じょうし 三月三日 桃の節句・雛祭り
  ・端午の節句 たんご 五月五日 菖蒲の節句
  ・七夕の節句 しちせき 七月七日 笹の節句・たなばた
  ・重陽の節句 ちょうよう 九月九日 菊の節句

毎年それぞれについて何かしらの記事を書いて、七夕についても起源や行事について触れてきました。昨年、ロマンチックな織姫と彦星の星物語を「織姫・彦星の秘密」として書いたのは今読んでも笑えます。その中で短冊の項目があって「笑える願い事」なんていうのもあったけれど、短冊に書く願い事は「○○が欲しい」というような物欲ではなく、習字の上達や将来の夢を書くべきだと思ったので取り上げていません。
⇒2017.7.7 天の川と線状降水帯

この日、いつも一つ追加で書いているのは「七夕は私の結婚記念日」だということ。
(↑この一行を書いておけば安泰ナリ、って何がかなぁ?)。
だから何かをするという訳でもなく、毎年平穏に過ぎていきます。

これまで取り上げていなかったのが二十四節気の「小暑」。6日や8日の年が稀にあるようだけれど今年は7日です。
07_syousyo.png  大暑来れる前なれば也(暦便覧)

字のごとく小さな暑さの期間(7/7〜22)で、それが終われば大暑(7/23〜8/6)となって本格的な夏です。この二つを合わせて”暑中”と呼ばれ、暑中見舞のハガキが行き交う時期です。平年は『梅雨明けが近く本格的な暑さが始まり豪雨が多い頃』とされているものの、今年は関東地方は例外ですな。ただ、集中豪雨のシーズンなのは全国的に当てはまります。昨年は九州北部豪雨で多数の犠牲者が出たし、今年は週の始めから北海道で、さらに台風7号通過後は全国的に記録的な雨が続いて昨日の福岡県や長崎県南部では特別警報まで出ています。佐々のある長崎県北部は日中は土砂降りなのに夕方は薄日が差すという変な天気で、散歩に出て近所の木場川を見たらかなりの増水でした。
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昨年は大暑に入ってから「蒲の穂」を見つけて記事にしました。
⇒2017.7.26 蒲の穂
今年はどうかと思い、一昨日同じ場所に行ってみたらすでに数本の穂が出ていたので手の届く2本を頂戴して来ました。
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これまた夏を感じさせるものの一つになってきましたねぇ。
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Author:syugoo
佐々はいいところ。
大阪からUターンして故郷の空気を満喫しています。

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