雨水に空から降るもの

暦では今日から二十四節気の候が変わって「雨水(うすい)」(2/19〜3/5)。


陽気地上に発し雪氷とけて雨水となれば也(暦便覧)


「空から降るものが雪から雨に替わる頃、深く積もった雪も融け始める。春一番が吹き、九州南部ではうぐいすの鳴き声が聞こえ始める。」とのこと。

九州北部の春一番は先週14日に観測され、それ以降は気温も高めです。しかし、雪が雨に替わるとのことでも空から降ってくるものは雨だけではありません。

この頃からは"スギ花粉"が降ってきますねぇ。
日本気象協会によれば明日20日からシーズンインで、花粉飛散予測だと九州では例年並みでそれ以外は前シーズン比と例年比ともに「非常に多い」という予想が出ています。毎年のことでも、多いよりは少ないほうが良いに決まっております。だからといって、何か特別な対策をする訳でもないんですけどね・・・。なんとかスギ花粉のシーズンを乗りきったらその後のヒノキ花粉の影響は違いが判らないまま終わってしまいます。

昨年の花粉シーズン真っ只中の時、スギ花粉避粉地ツアーのことやペットボトルを使った鼻詰まり解消法に書いています。
⇒2017.3.24 花粉症とペットボトル

そのツアーについては、今年も2月16日の長崎新聞(web版)でニュースになっていました。平戸市的山大島(あづちおおしま)での2泊3日で参加費は1万2千円、専門医による花粉症講座もあるらしいけれど、参加するのは余程重傷の人だろうと想像します。ただ、それはきっかけであって最終的には「移住者を呼び込みたい」というのが主催者の思惑だそうです。
江戸時代の伝統的家屋や元寇関連の史跡などの観光資源があるうえに、何といっても玄界灘の新鮮な魚を味わえるのが一番、・・・なんですと。人口減少で空き家が多いだろうから移住ではなく別荘代わりにして花粉シーズンだけ刺身三昧の日々を過ごす、なんて事を考えるのは私だけだろうか()。

雨と花粉以外にもう一つ空から降ってくるもがあります。それは「PM2.5」。
大気中に浮遊している微小粒子物質のことで、吸い込むと肺の奥まで入りやすく肺がんやぜんそくを引き起こす危険性があると言われています。テレビ・ラジオの天気予報の最後には必ずこのPM2.5の観測値が出てくるけれど、いつ頃からかと思って調べてみたら日本では2009年にPM2.5の環境基準が出来上がり2013年あたりから頻繁に取り上げられるようになったらしい。モノ自体はそれ以前の高度成長期からあったものの、俄然注目されたのは中国から飛来するようになってからですねぇ。中国の経済成長とともにその量は増え、自国内のみならず日本にまで影響が及んでいました。

と、過去形なのは現在はそれが目覚ましく減少しているとの話だからです。
それはNASA地球天文台の観測衛星の分析写真を見ると一目瞭然ナリ。
20180219_pm25.png

国を挙げての対策が効を奏したと喧伝されています。しかし、法律で石炭を燃やす事を禁じられたため、暖房を石炭に頼っている庶民(特に農村)は寒さに凍えているとかいないとか・・・。まあ、中国らしいと言ってしまえばそれまでですな。

ちなみに、日本国内でのPM2.5のリアルタイム値は「ハザードラボ」のサイトで確認できます。
ハザードラボ(http://www.hazardlab.jp/?map=pm25)

寒中春の兆し

今週に入って福岡・太宰府天満宮の「飛梅開花」のニュースを目にしました。毎年、梅の開花ニュースは特段気にしないのに、今回は若干違いました。

太宰府天満宮のご神木とされる飛梅は、境内の約6000本の梅の木の中でも最も早く咲くとされます。例年、飛梅の開花は1月中旬から下旬なのに、今年は寒波の影響で開花が遅れ歴代2位の遅さの2月13日だったということなのです。これは全国的な現象のようで、1月中旬からの記録的な寒波の影響で梅の蕾が出なかったからだと推測されています。各地の梅の名所は毎春恒例で開催するイベントに開花が間にあうのかやきもきしているんだとか・・・。

気象庁では生物季節観測の情報をHPで公開していて、平年の各地の梅の開花時期を知ることができます。
20180216_ume01.png
◆気象庁ホーム > 各種データ・資料 > 地球環境・気候 > 生物季節観測の情報

さらに気象庁防災情報XML(http://agora.ex.nii.ac.jp/cps/weather/report/)を元に今年の実績を更新したデータベースでリアルタイムの開花状況も確認出来ます。
20180216_ume02.png
◆CPS-IIP > 気象リスクウォッチ > 生物季節観測 > うめの開花日マップ
http://agora.ex.nii.ac.jp/cps/weather/season/01/
*CPS-IIP(CPS Integrated IT Platform) とは、サイバーフィジカルIT統合基盤の研究開発を、国立情報学研究所、北海道大学、大阪大学、九州大学が連携して推進する研究プロジェクト

サイト内の地図でマーカーをクリックすると、各気象台が観測した開花実績が表示されます・
20180216_ume03.png

赤マーカーは平年差+5日以上(平年より遅い)なので、これまでのところ西日本の実績は半分以上で遅くなっているということを確認できます。

家の庭にも何本かの梅があって、その開花の様子を毎年記事にしているのは2月の下旬。昨年は26日の時点で「白梅はようやく花が付きだし、紅梅は三分咲きにも満たない。」なんて事を書いています。過去2年間は2月の最終週には満開になっていたとも書いているなぁ・・・
⇒2017.2.26 庭の梅の咲き具合

それからしたら「まだ10日も前だから咲いてはいないだろう。」と思いつつ見てみたら、なんと紅梅の方に一輪だけ咲いていました。これはブログに載せようと写真に撮っておいて、念のために昨日見てみたら・・・
20180216_ume04.png
花は三輪に増えていて、他の蕾も膨らんで今にも咲きそうです。一昨日から10℃超えだったのが影響しているんでしょう。
それでも他の梅の木には蕾さえ付いていない()ことからしたら、なんだか健気です。今のところ、庭ではこれが唯一の「春の兆し」ナリ。

坂道のアポロンとJAZZ

前回、町と県の広報誌を紹介しました。行政からの広報活動は、県では冊子の他にテレビでも広報番組を流しているようだし、隣の佐世保市も同様だけれどもテレビは見ないのでどちらもどういう内容なのかは存じません。ただ、テレビの他にコミュニティFM局の「はっぴい!FM」でも広報番組を流しているので偶に耳に入ってきます。

毎週金曜の13時と土・日曜の8時(再放送)で、前回の放送は観光推進担当の職員が出てきて佐世保を舞台にした映画の紹介でした。『坂道のアポロン』という映画で3月10日に公開予定。2月28日に行われる佐世保市民向けの試写会(抽選)の案内もやっていました。
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  (画像をクリックすると予告編が流れます。)

1966年の佐世保が舞台で、浅子の教会・眼鏡岩・九十九島などの名所が出てくるのはもちろん、出演者は佐世保北校の現行制服を着て佐世保弁を喋っているという、まんま佐世保の映画のようです。詳細については公式サイト(www.apollon-movie.com)を見ていただくとして、「はっぴい!FM」の司会者が盛んに話していたのが劇中の音楽のこと。ストーリー自体がJAZZセッションを通しての友情やらを描いているので、随所でJAZZの名曲が流れるそうな・・・。

その曲とは、
・moanin':Art Blakey
・Bag's Groove:Miles Davis
・Blowin' The Blues Away:Horace Silver
・But Not For Me:Chet Baker
・Lullaby Of Birdland:Chris Connor
・Four:Miles Davis
・Milestones:Miles Davis
・My Favorite Things/Some Day My Prince Will Come/moanin'
などなど。

そもそも漫画が原作で、「このマンガがすごい! 2009」オンナ編で1位を獲得したり、第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞しています。テレビアニメ化もされているのでネットの映画サイトで見れます。映像の影響は強く、そのせいでJAZZを聴くようになった若者が増えたらしい。

耳で聞くだけより映像を伴って視覚から入ってくると記憶に残りやすいのは私も経験しています。
そのうちの一つが1987年に行われた「Mt.Fuji Jazz Festival」で、直後にテレビで放映されたのをビデオに撮ったので毎日のように見ていました。特にジョージ・アダムスの「Song from the Old Country」は強烈な印象でしたねぇ。月日が経っても見ようと思えば見れたけれども、長崎へ転居後は大阪の家に置きっぱなしなので見ていません。それでも、曲とその演奏する映像はいつでも思い出せたのです。

ところが、最近になってその時の映像がYouTubeに存在することを知りました。2014年にアップされたようです。さっそく、記憶の確かさを確かめるかのように聴きましたなぁ・・・。

それがこれです。一万人超の観客が総立ちで彼らを讃えたという演奏をお聞きください。
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【Song from the Old Country by G.Adams D.Pullen 4 @Mt.Fuji Jazz Fes.1987】
・Don Pullen:piano
・George Adams:tenor sax
・Cameron Brown:bass
・Dannie Richmond:drums

ちなみに、長年にわたって開催された「Mt.Fuji Jazz Festival」の中でBest5とされるものを某サイトで取り上げていたので紹介しておきます。
1位 Song From The Old Country/G.Adams D.Pullen 4('87)
2位 Blue Bossa/Jam Session('89)
3位 A Night In Tunisia/Jam Session('91)
4位 Cool Struttin'/Jackie Mclean('86)
5位 Congeniality/Junko Oonishi('93)

シロウオ漁体験!の案内

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今月も月例の広報誌が配布されてきました。
20180210_kouhou.png
左:「広報さざ」は町の広報誌。先月行われた成人式の様子が表紙になっています。
中上:「議会だより」は町議会の質疑集。真剣に読んだのはいつだったかなぁ().
右:「つたえる県 ながさき」は県の広報誌。月替りで県内の市町が特集されており、今月は佐々町。表紙が四手網のシロウオ漁の様子になっています。

そして、いつもは無いのが中央のチラシで「シロウオ漁体験!」と銘打って参加者を募る内容でした。県の広報誌でも表紙になっているように、これからの時期はシロウオ漁で賑やかになります。毎年マスコミの取材があるようで、参加者は多いらしい。

シロウオについては当ブログで毎年取り上げているものの、実際にこの漁に参加したことはありません。それなりに大きい魚だったら寒風の中でも漁果を期待して我慢もするけれど、一呑で無くなってしまうあの小さいシロウオではねぇ・・・。
しかし、小一時間頑張って捕れない場合でも一合分のシロウオをプレゼントしてくれるらしいので、"お金を出しておいて手ブラで帰る"というようなことはないようです。

このシロウオ漁を始め、これから佐々町ではいろいろとイベントが予定されています。
2/24〜3/25 シロウオ漁体験!
3/1 〜3/31 シロウオグルメフェア
3/1 〜3/31 商店おもてなしフェア
3/4(日) 10:00-15:00 河津桜・シロウオまつり 
4/22(日) 10:00-16:00 佐々ストロベリーフェスティバル2018

より多くの人が集まって賑やかになればいいですけどねぇ。

◆「シロウオ漁体験!」の詳細(各画像クリックで拡大)
【表】


【裏】

コミュニティFMとはさかり岩

いつもパソコンのVLCで聞いているコミュニティFMのうち、FM千里が2月に入ってから聞けなくなってしまいました。原因は、VLCで同局のMRLに指定している「simul.freebit.net」が機能していないため。よって同社のサービスを利用している他のFM局も聞けません。

放送自体はブラウザで「ListenRadio」のサイトを開けば聞くことはできるので、局独自の番組を聞くだけならばそれでもよい。しかし、それではVLCを使っている意味がないし目的の番組は他のFM局でもやっているので探すことにしました。
条件は、
・24時間放送
・目的の番組放送時間(21〜24時)をフルカバー
・もちろんsimul.freebit.net利用以外
で探した結果、「FMジャングル」(兵庫県豊岡市)に決定。
20180207_hasakari000.png

ローカル色満載でなかなか面白いので気に入りました。ある時、地域振興の応援歌というロック調の曲が聞こえてきて、その中ではさかんに「はさかりいわ、はさかりいわ」と連呼!
その言葉を聞いて、なんと数十年前の記憶が蘇ったのです。

それはかつて京都市内に住んでいて、ある年にバイクで長崎に帰省した時のこと。行きは太平洋側の南回りで帰りは日本海側の北回りでしたねぇ。帰りの山陰海岸沿いのとある場所で道路工事をやっていて、片側相互通行のために止められました。そうしたら交通整理のオジサンが寄ってきて「あの岩を見て行きなさい。珍しいので写真に撮っておけば記念になるよ。」というようなことを言ったのです。ツーリングライダーと見れば皆に声をかけてるんかいなと思いつつ、休憩がてらにバイクを降りてゆっくり見ました。細長い尖塔のような岩と崖の間に隙間があって、そこに大きな岩が挟まっていました。日本海をバックにしてなかなかの景色だと思っていると、オジサンが「地元では"はさかり岩"と呼んでいる。」と言ったのが記憶に残っています。

それから何十年も経ってFM放送から聞こえてきたのが「はさかり岩」だったので、当時の記憶が蘇った訳です。その時に撮った写真は大阪の家にあるはずだけれど今は見れません。そこで、ネットで再確認しようと画像検索したところ出てくるのはこればかり。

02_hasakari01.png

豊岡市竹野町にあり兵庫県の天然記念物に指定されているらしい。

しかし、私の記憶にあるのはこれではありません。どの写真も海を右側にする位置からしか見れないようだし、岩の高さが低い。思い出すのは海が左側で岩はもっと高く尖っていた上に、道路が海岸よりずいぶん高いところにあったことなので、絵にしてみました。
02_hasakari02.png

拙い絵で恐縮ですが云わんとするところは解っていただけるかと・・・。

キーワードを色々変えて検索したけれども見当たりませんでした。ひょっとしたら、何十年も経っているので岩が崩れて今はもう無いのかもなぁ、と思ったりもします。知っている人がいたら教えて欲しいものです。
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Author:syugoo
佐々はいいところ。
大阪からUターンして故郷の空気を満喫しています。

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