マフランの移植

棕櫚蚊帳吊(シュロガヤツリ)を畑の側から掘ってきて庭に置いたのは先週のこと。その際、母からマフランの移植のリクエストがありました。

佐々ではマフランと呼んでいるけれど正確には「マオラン」。
【マオラン】 ・真麻蘭、学名:Phormium
・リュウゼツラン科マオラン属
・花 夏季
・草丈 1.5〜2m
・ニュージーランド固有の常緑多年草


昔から葉を細く裂いていろいろ束ねる為のロープや紐として使われてきました。家でも使っていて、とある場所に植えてあります。その場所というのが現在耕作中の畑から20m程先なのです。10mまでは草刈りを行うものの、さらにその先の10mはしません。10年前はマフランの際まで耕作していたけれども、母の足腰が弱るにつれて年々規模が縮小した結果ですな。

使う必要が出た時だけ私が採りに行くので、そこだけ獣道みたいになっています。
20181119_mafuran10.png

母はここを通るのが難儀なので「取ってきて」と私に頼む訳で、自分で直ぐに取れる場所に移したかったのでしょう。
取り合えずこれだけを根っこから掘ってきました。
20181119_mafuran20.png

根本の古い部分を取り除いた後の朱色の茎が妙に艶めかしいですなぁ。
畑の通路から直ぐの所に深さ30cm程の穴を掘りました。茅の根が蔓延っていてなかなかでしたワ。
20181119_mafuran30.png

掘ってきたのをまっすぐに立てて土を戻したら完了。
20181119_mafuran40.png

2mを超える葉もあって、青空に刺さるような様が清々しいですねぇ。通路までの地面も雑草を抜いて整備したので、母もつまずかずに行けるはず…。

これで、「マフラン取ってきて!」の声が私にかかることはもう無いでしょうなぁ。それより、母がいつまで畑仕事ができるのかの方が気掛かりではあります。

棕櫚蚊帳吊

先月中にやり始めた畑の草刈りは、その後も草の根堀と土起こしと続きました。今月に入ってからは畝をきって豆の種まきなどをやっていて、先週はタマネギの苗を植え付けました。
20181116_hatake10.png

その数、なんと300本!別の畑にもまだ100本は植えると母は言っております。毎日1個食べても一年で食べきれんぞい。まぁ、取り敢えずは一段落したなと夕食を食べながら話していたら、
「畑の物置小屋の横に破れ傘が出てたから取ってきといて。」
ですと。傘なら確かに置いちゃぁいるけど破れてはいないし雨も降らなかったので使っていないはず。その事を言うと、
「本物の傘じゃなくて、"ヤブレガサ"ちゅう傘をさしたような葉っぱの草たい。生花にするとよ。」
とのこと。

そんなのがあったかいな?と思いつつ行ってみたら…
20181116_kaya10.png
どうやらこれですな。確かに傘のようです(逆さまだけど)。

初めて目にしたので植物図鑑で"ヤブレガサ"を見てみると全く別物が出てきました。
20181116_yaburegasa.png

形は放射状に広がっているのは同じだけれど、葉っぱが全然違います。似たようなのが無いかと「ヤブレガサに似た草・細い葉・多葉・放射状」等々のキーワードで検索するも、ヤブレガサモドキやらウラシマソウやらコウヤマキなどがそれっぽいけど、コレというのがなかなか見つかりません。
視点を変えて、全体の形状が樹木であるシュロの木に似ているので「シュロに似た野草」で検索したらピンポン!でした。
20181116_syurogayatsuri.png
出典:「野山の草花・木々の花」植物検索図鑑

【シュロガヤツリ】 ・棕櫚蚊帳吊、学名:Cyperus alternifolius
・カヤツリグサ科カヤツリグサ属
・花 6~10月
・草丈 70-100cm、ときに100cm超
・マダガスカル原産、西日本では逸出帰化

この名は放射状に伸びる苞葉がシュロを思わせることから付いたらしいので、検索視点が正解だった訳です。

茎の髄を利用した世界最古の紙の原料として有名なパピルスは、日本名がカミガヤツリでシュロガヤツリと同属とのこと。これらは"シペラス"という名の観葉植物として出回っていて、1ポットあたり700円位で売られているようです。3ポットで2000円前後のものが通信販売サイトにで出ていました。スラッとした涼しげな草姿が人気のようですねぇ。

そうと知って黙っている訳にはいきません。
母は適当な長さで切って他の花と一緒に花瓶に挿すようだけれど、ワタシャ鉢植え仕立てにしますよ〜。ということで根っこから掘ってきました。
20181116_kaya20.png

一番長いのは170cmあります。植える鉢の中は、田圃の土が特に生育が良いらしいので隣家の休耕田からいただいてきたのを入れました。園芸の手引書によると「水に浸さなくても乾かさなければ栽培できますが、できれば池や水鉢などで抽水栽培して魅力を引き出してあげたいです。」とのことなので、取り敢えずは鉢ごと水に沈めてこういう感じです。
20181116_kaya30.png

ビオトープでも用いられているようなのでいっそ池の中に置こうかとも思ったけれど、庭の雰囲気はさほど変わらないのでこのままにしておきます。
こんなことをやっている私を見て母が一言。
「ついでにマフランも移植して!」
だってさ。そのことはまた後日に…

今回、いろいろ調べている途中で判ったのは、沖縄方言でヤブレガサとはシュロガヤツリを指すということで、それを写真付きで解説したサイトもありました。地方のそれぞれの土地によって固有の名称が付いているのものが一般的には別種だという例で、母の場合もそうなんだろうと思った次第ナリ。

懐かしの曲と歌詞

先週末にコミュニティFMの洋楽中心の某ラジオ番組で「スリー・ディグリーズ」の特集をやっていました。随分久しぶりに聞く名だけれど、現在来日中で今週はライブをやることになっているからとのことでした。ギネス登録されるほど息の長い活動を続けている彼女らの最大のヒット曲で全世界で爆発的にヒットしたのが「天使のささやき」で1974年のこと。
20181113_oldays00.png
私はリアルタイムで聞いた記憶はないけれど、後年になってから聞いたのが思い出されました。放送終了後に改めてYoutubeで聴き直したけれど、当時流行した他の曲も一緒に並んでいたのでついでに何曲かを懐かしく聴いたのでした。

例によって、次にYoutubeを覗いた時には「あなたへのお勧め」として1960年代と1970年代の曲があれこれ出てきました。このことは以前に「レコメンド技術とお薦め動画(2018.2.22)」と題して記事にしたとおりです。

その中の一つに50曲を連続で再生するのがあったので聴いてみると、まぁすっかり記憶から抜けていた曲がぞろぞろと出てきましたねぇ。歳の離れた姉や兄が聴いていたのを私も聴いていたので、歌詞は全く解らなくてもメロディとレコードジャケットは覚えているものです。中には日本人が歌ってヒットした曲のオリジナル曲もあって「へえっ〜」って感じでした。さらには、映像に訳詞が付いていたりするので、初めて歌の意味を知ったなんてのもありました。

そんな中でもシルヴィ・バルタンは、それぞれの曲のレコードジャケットの顔が違う雰囲気なので結構驚きです。「これって同一人物?」と思うのは私だけ?
20181113_SYLVIE VARTAN

1974年のは「恋はみずいろ」でスリー・ディグリーズの「天使のささやき」と同じ年ですねぇ。動画ではないけれど分かりやすい英語で歌っています。


歌詞の中では色を何かに例えていて、青色=あなたのいない悲しい世界、灰色=凍てついた心、赤色=泣いた後の瞳、黒色=ひとりぼっち夜の闇、てな感じですね。英語の原題は"Love is blue"なので、blue(青、フランス語ではbleu)っていうんだから暗くて鬱っぽい…」と思うのは英語圏の人に限らず日本人の感覚も"気分はブルー"と言うのと同じ。 ところが、ヴイッキー・レアンドロス(Vicky Leandros)が歌ったオリジナルのフランス語の曲(L'amour est bleu)を訳詞付きで聴くと青と灰色しかなくて、青色は"晴れた空"で灰色は"雨降りの空"です。


フランス人は青を喜びと美しく明るいイメージと捉えるんですねぇ(国旗にも取り込まれてるし…笑)。ここで日本語(歌:森山良子)だとどうかというと青と白の二色で、青は"海と空の色"で白は"波の色"です。

歌の歌詞などどうとでも訳せるということですなぁ。

ちなみに、いろいろと思い出させてくれたミックスリストの再生ラインナップはこちら。
  ↓(下へスクロール)



*動画再生について
Chrome 66以降では音声付きの動画は自動再生されなくなったため、再度Playボタンを押下する必要があります。

Linuxでのディスククリーンアップ

パソコンのディスククリーンアップについてはこれまでにも何度か取り上げてきました。

データ保存用の領域は別にして、システムが入っている領域は常に余裕を持って運用したいのにいつの間にか肥大して空き領域が少なくなる事態は避けたいものです。使用領域はWindows・Linuxともに上限を決めているのでそれを超えるとディスククリーンアップを行います。システム付属のツールだったり別途導入したツールだったり、用途によって作業内容は違うものの手動で個別にファイルを削除することはありません。

ただし、Puppy Linuxの場合は違います。
現在使っているのは「Puppy Linux 5.7.1」と「Turpup 6.0.6」で、どちらもFrugalインストールというPuppy独自の方法でインストールしておりシステムは「puppy_*.sfs」というひとつのファイルにまとめて収められています。このファイルは書き込み不可で変更部分(差分)は書き込み可能な別ファイルであるpupsave.4fsファイルに収められ、アプリをインストールしたり誤操作によってパピーのシステムがおかしくなったとき、差分ファイルであるpupsave.4fsファイルを読まずに起動すれば最初の状態になるという仕組みなのです。

ある意味、運用が固まってしまえば領域不足とは無縁のシステムと言えるかも知れません。ただ、新たなアプリをインストールしたりすると差分が増えるので4fsファイルのサイズを増やさなければなりませんが、大きくなりすぎるとレスポンスに影響するのでPuppy Linuxを使う意味が低減してしまいます。その場合は、システムファイル自体をリマスタすることでも4fsファイルを最小サイズにすることも可能です。

さて、前置きはこのくらいにして、、、

数週間前から「Turpup 6.0.6」の差分ファイルの空き領域が少なくなった状態が解消されなくなってしまいました。差分ファイルのpupsave.4fsはシステム上の制約は無くても1.8GBを超えない方が良いとされていて、そのうちの60%までの使用率だとアイコンもグリーンで超えるとイエローに変化します。システムの変更も新たなアプリもインストールしていないし、ブラウザのキャシュは保存しないようにしているのに黄色信号(イエロー)です。それ以外に増加する要因はフィードしたブログのログだけのように思えるものの、他にもきっとあるのでしょう。長期間使っていれば、ゴミも溜まるというものです。

それを解消するのには、Linux Mintでは「Ubantu Tweak」というツールを使っているので似たようなものが無いかと探したら、『BleachBit』というWindowsの「CCleanner」のようなソフトを見つけました。
20181110_BleachBit20_00.png
BleachBit https://www.bleachbit.org/

上記サイトから、
> home > Download > Linux > ubantu 17.04
と進んで「bleachbit_2.0_all_ubuntu1704.deb」をダウンロードしてインストール。
起動すると、削除候補がずらりと並んでいます。


(下へスクロール)

不要と思われるものにチェックを入れて削除を実行。ディープスキャンは"時間がかかる"と言われたので今回はパス。
20181110_bleachbit_b.png

すると、実行結果として削除ファイルの一覧の最後に増加容量と数が表示されます。
20181110_bleachbit_c.png

今回は200MBものゴミが消えてくれました。
200/1800なので11%が減ったことになり、アイコンもイエローからグリーンに変わりました。
ヨシヨシ…

ちなみに、Linux Mintではリポジトリに含まれているので「ソフトウェアの管理」からインストールすることが可能です。Puppy Linuxと違ってユーザ用とroot用に分かれているので使い分けが必要ということだろうけど、1ユーザなので多分root用しか使わないと思われます。
20181110_bleachbit_d.png

立冬と常紅モミジ

今日11月7日から21日までは二十四節気の「立冬」。





 冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也(暦便覧)



この日から2月4日の立春の前日までが"冬"とされ、続く節気を見ても小雪・大雪・冬至・小寒・大寒でいかにも寒そうな名前が並んでいます。日の短さが一段と感じられて17時を過ぎると一気に暗くなってくるので、グウ()との散歩も足早になってしまいますねぇ。

実際に朝晩の空気が冷えているのは感じられるもの、昼間に畑で鍬を振ると汗びっしょりになるし、玄関の温度は25・6℃まで上がります。一日の中での寒暖の差が大きくなるほど紅葉が進んで山が色づくようだけれど、佐々の山々はまだその気配はありません。

ところが、家の庭に立っている一本のモミジはこうです。
20181107_momiji01.png
20181107_momiji03.png

隣の甘夏ミカンは来年5月に収穫予定でも、すでにかなりの大きさになっています。
20181107_momiji04.png

周りの常緑木が緑なのでそのコントラストが立って横の道路からも目立つけれど、近所の人はこれが紅葉では無いことを知っているはず。
20181107_momiji02.png

…と言うのも、これはモミジはモミジでも「ノムラモミジ」という一年中赤いモミジなのです。園芸品種として「野村もみじ」とか「野村楓」とか呼ばれているらしいけれど、ノムラという名前は人名ではなく、濃紫=葉の色からきているとのこと。確かに夏場は紫か真紅に近い色で、この時期になると茶色や黄色と言ったほうが良いような色になってきます。これがこの木にとっての"紅葉(こうよう)"なんでしょう。

さて、先日草刈りをやった畑では秋蒔きの作物の種を蒔きました。
20181107_hatake.png

どちらも豆だけれど、「お多福そら豆」のほうは大好物ですなぁ。今年はたらふく食べても食べ飽きなかったので、来春も期待大です。
ただいまの時刻
カレンダー
<
>
- - - - - - -
- - - 1 2 34
5 6 7 8 9 1011
12 13 14 15 16 1718
19 20 21 22 23 2425
26 27 28 29 30 - -

全記事

プロフィール

syugoo

Author:syugoo
佐々はいいところ。
大阪からUターンして故郷の空気を満喫しています。

最新記事一覧
マフランの移植 2018/11/19
棕櫚蚊帳吊 2018/11/16
懐かしの曲と歌詞 2018/11/13
Linuxでのディスククリーンアップ 2018/11/10
立冬と常紅モミジ 2018/11/07
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード