成長力か怠慢か

散歩コースの途中に「中継ポンプ場」なるものがあります。佐々川上流で取水した上水を町南部の地区に届けるためのものでしょう。

ここは周囲をフェンスで囲まれ、内には木々が茂っていたので夏は暑い日差しを避けたり俄雨には雨宿りができる場所でした。ところが、その木が今週になって伐採されてすっきりしてしまいました。
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露わになったフェンスに近づくと何やら切り残しが3本あり、よく見ると幹が柵に食い込んでいます。
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ここまでしっかり食い込んでいたら取れんわなぁ。
Googleのストリートビューを見たら2013年2月に撮影されていて、今と同じような様子なので今回の伐採は少なくとも4年ぶりだったということが判りました。
20171128_eda01_201302.png

これを見て思い出したのは、カンボジアの世界遺産であるアンコールワット遺跡です。木の根が石造りの建物や仏像を侵蝕している写真はよく見ます。
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何百年もの時間をかけてここまでになった木の成長力には驚くとともに、それだけ人間の手が入らずに放置されたと言うことがわかります。

そしてもう一つ記憶の片隅にあって思い出したのが、街中で撮られたこういう写真の事。ネットで画像検索をすると、個人のブログやホームページだけでなく「写真素材」として販売目的のサイトにも掲載されていました。
例えばこんなの・・・
20171128_eda04.png

こんな写真に値段が付いて売り買いされるということは、そういう需要があるということですねぇ。

さて、本日のタイトル「成長力か怠慢か」はこの写真で何を伝えるかという問です。
子供向けとしては「木の生命力・成長力」とかの教材として格好の写真でしょう。しかし、大人の目線からするとここまで放置されたことに対する驚きが先に来ます。つまり、街路樹を含む道路・建物の管理者の「怠慢」を示唆しているのではないかということです。何が怠慢かと言えば、人間の都合で植えておいてあるべき植物の自然の姿を維持する作業を怠けたこと。

まぁ、誰の迷惑になるわけでもないので放置されたんだろうし管理者の責任云々とかいう話ではないかも知れません。しかし、こうなった樹木は泣いているのか怒っているのか解る術はないけれど、なんとも遣る瀬ない光景だと思うのは私だけだろうか・・・
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