師走の鍋三役

今日から月めくりのカレンダーは最後の一枚で、「師走(しはす)」となりました。
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師走の"師"は僧侶のことで仏事で走り回るほど忙しい月、とされるもののそれは俗説で「しはす」の正確な語源は全く解っていないのが本当らしい。

ラジオを聞いていても、すでに今年一年の締めくくりの話題が多くなってきました。やり残したことは何かとか、残りの一ヶ月で何をするかなんていうのが多いです。また、寒さが本格的になるにつれ鍋料理が美味しいとか、忘年会シーズンで鍋を囲む機会が多くなったことも取り上げられます。そんな中、鍋料理の席には『鍋奉行』なるものが存在することを話題にしていました。その名前自体には正式な由来があって、江戸初期の饗宴での鍋料理を差配する職責からきているようです。
20171201_nabebugyo.png(初代は大久保彦左衛門)


一般的には、鍋奉行は具材の投入順序や火加減を事細かく指示する人を指したものだと知られています。また、鍋料理に限らず何でも仕切る(仕切りたがる)人を揶揄して使うこともあるなんてことも承知していました。まあ、本人に悪気がないのが可笑しいところです。しかし、その放送で初めて聞いたのはそれとは別に『鍋三役』なるものがあるそうな・・・

その鍋三役とは、
◆鍋将軍(なべしょうぐん)
“奉行よりも厳しい”仕切り役。鍋料理の場で少しでも自分のやり方に反する行為があると激怒するほどの人を指す。奉行より権力があり、逆らうことができない、という意味で「将軍」をもじっている。
◆アク代官(あくだいかん)
鍋料理において、上に浮く灰汁をすくい取る作業を担当する人。「悪代官」のもじり。鍋料理の灰汁には、うまみ成分も含まれるため、灰汁を取り過ぎると、文字通りの悪代官になる。
◆待ち奉行(まちぶぎょう)
鍋奉行とは逆に、ほとんど手を出さずにひたすら食べられる時が来るのを待ち、おいしくできた鍋を楽しむだけの人。町奉行のもじり。
とのこと。これはwikipediaからの抜粋で他に"待ち娘(町娘)"なんていうのもあるらしいです。
いずれも良きにつけ悪しきにつけ普通ではない、もしくは多少迷惑がられている存在を指しているのは間違いないでしょう。

鍋といえばやはり松葉カニなどの蟹鍋が一番でしょうかねぇ。でも、蟹といえば京都勤務の時に知人に教えてもらった「コッペガニ」が忘れられず、12月になると思い出します。「セコガニ」とも呼ばれる“松葉カニのメス”のことで、「外子」と「内子」の味は絶品でした。長崎では食べれないのが残念でなりません。

家には卓上コンロ用のボンベが何本も置いてあるものの、実際に食卓で鍋料理をすることはめったにありません。母も私も小食なので鍋一杯は食べきれないのです。やるのは誰かが来た時くらいかなぁ。最近のコンビニには一人鍋セットなるものがあるらしいけれど、それではなんだか寂しい気がします・・・
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大阪からUターンして故郷の空気を満喫しています。

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