冬至冬中冬始め

今日は二十四節気の『冬至』(12/22-1/4)です。

20171222_touji00.png 日南の限りを行て日の短きの至りなれば也(暦便覧)

"一年中で最も夜の長い日。この日より日が伸び始めることから、古くはこの日を年の始点と考えられた。冬至南瓜や柚湯の慣習が残る日。"とのこと。

冬至が一年中で最も夜の長い日ということは一年で一番昼間が短い日でもあるわけですねぇ。
タイトルの「冬至冬中冬始め」とは、
・冬中(ふゆなか)-こよみでは冬の折り返し
・冬始め-これから寒さが本格化する
として、厳しい冬は実はこれから始まるということを表す言葉です。

今日からは、
12/22 冬至
12/23 天皇誕生日
12/24 クリスマスイブ
12/25 クリスマス
とイベントが続きます、クリスマスについては過去に何度か書いた(⇒2016.12.25 クリスマスという日)ので、今年は冬至について・・・。

冬至は、現在の天文学では「地心における太陽中心の視黄経が270度となる瞬間」と定義されているようですが、何のこっちゃ解からないのが正直なところ。解説図もいろいろあるけれど、わかり易いように合成してみました。
20171222_touji01.gif
冬至の日の太陽の南中高度(太陽が真南に来たときの地平線から測った高度角)は約30度ほどで、夏至の日なら約76度なのでかなり低いことが解ります。つまり、冬至の日は「太陽南中高度が一年中で一番低くなる日」なので「昼の時間が一年で一番短い日」ということが解ります。

これまでに撮った夕陽の写真で夏至に近いのがこれ。
20171222_touji021.png

しかし、これは太陽が写っていないので次に近い写真だと少し西に移動。
20171222_touji022.png

これと昨日撮った日没直前の写真と比べてみると陽が沈む位置の違いが一目瞭然です。
20171222_touji03.png

解説図にあるA点は冬至の日没位置、B点が夏至辺りの日没位置でそれぞれ写真に当てはめてあります。AとBのちょうど中間が真西になります。地図上で計って見ると真西からの方位角度にしてA点が南へ22度、B点が北へ14度なのでそれぞれの地点は36度(全方位の10分の1)の開きがある訳です。
20171222_map.png
(こんなことを調べていたら中学校の理科のレポートを思い出した・・・・

今は日射しが弱く日照時間も短いので真夏の太陽からは随分弱っているように感じます、その極みが冬至の日だと言うことが言え、見方を変えればこの日を堺に再び力が強まって力が蘇る日だとも言えます。このことから"易"の世界では冬至は「一陽来復の日」とも呼ばれているようです。

冬至に食べる物として「かぼちゃ」が挙げられます。その由来は様々で、どれが本当だか解りません。そのひとつに冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめる(運盛り)ので、別名が南瓜(ナンキン)のかぼちゃなんだと・・・。だったら、大根や人参でもよさそうですけどね。かぼちゃの語源が「カンボジア」で、南蛮由来の食べ物であることから「一陽来復の日」に合うというのは納得できます。
また、冬至には柚子湯に入るというのもあります。日常的な入浴が無かった昔は一陽来復のために身を清めるための禊を行い、それに強い香りの柚子で邪気がおこらないようにしたというのは道理です。柚子(ゆず)=「融通」が効き、冬至=「湯治」なんていう語呂合せは、落語にでも出てきそうな話ですな。

家では「かぼちゃ」は食べるだろうけど、柚子湯には入りません。以前は、庭にある柚子に実が付いていたのに数年前から一つも実らなくなってしまったしなぁ・・・
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