逆さの風景

2月も最終週となり、暖かさも日に日に増してきています。もう暫くすると"寒の戻り"がやってきて、それを過ぎれば春も本番になってくるでしょう。

日照時間も徐々に長くなって18時を過ぎても明るいので、夕方の散歩時に日没を気にしなくてよくなりました。つまり、散歩を終える頃でもお日様はまだ高いところにあると言うことで、先日はこんな風景が目に留まったのでパチリ。
20180225_sun01.png

あたかも二つの太陽があるようで、しょっちゅう通っている道でもこれまでに見たことは無かったです。晴れの天気で、太陽の方角/高さ、川面の状態、そして仰角と俯角が共に狭いこと、それぞれがタイミングよく重なったからでしょう。高速道路の高架下という場所のおかげで絵に書いたようなライトバーストがいい感じナリ。まぁ、名付けて「逆さ夕陽」、、、かな。

こういうふうに川面に風景が写って上下が鏡面になっているのを「逆さ〇〇」と呼びますねぇ。
よく知られたところでは富士山で、廻りに湖がいくつもあるのでそれぞれに「〇〇湖の逆さ富士」としてよく見かけます。写真はネット上に沢山あるけれど、身近なところにもあるので直ぐに確認できます。それは千円札の裏面で、本栖湖の逆さ富士が描かれています(以前の新渡戸稲造の五千円札の裏面もそうでした)。

もう一つ思い出したのが「逆さ紅葉」。
佐々町北隣の佐世保市江迎町にある寿福寺の紅葉で、公開の時期になると「寿福寺の逆さ紅葉」としてニュースで取り上げるのが毎年恒例なので名前だけは記憶に残っています。これは、水面ではなく座敷に敷いたアクリル板に映り込んだのを鑑賞するようです。この寺には何十年も前に行ったことがあるけれども当時はやっていませんでした。なんでも住職が床板に映る紅葉をめでる京都・実相院の「床紅葉」にヒントを得て10年前から始めたらしい・・・

写真を見ると鏡に写したような精密さはなくて、どちらかといえば油絵風。それが6畳ほどの広さのアクリル板なので額にいれた絵画だとして捉えられるんでしょう。初夏の季節には同様に「逆さ新緑」も公開しているらしいけれど、特別見たいとは思わんなぁ・・・・

(クリックで拡大)

いずれも視界に入る対象物が倍になった美しさと均整の取れた構図が見る人を魅了するのでしょう。人工物で工夫するのも良いかも知れませんが、自然の中に見出されたものが一番だと思います。

【参考】
元になったという実相院の「床紅葉」はこちら。
「床みどり・床もみじ・雪化床」という愛称が付いているそうです。(クリックで拡大)

  引用:http://scarlet-seals.clover-and-rainbow.com/jissouin-2016s/

関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ただいまの時刻
カレンダー
<
>
- - - - - - -
- - - - - 12
3 4 5 6 7 89
10 11 12 13 14 1516
17 18 19 20 21 2223
24 25 26 27 28 2930
- - - - - - -

全記事

プロフィール

syugoo

Author:syugoo
佐々はいいところ。
大阪からUターンして故郷の空気を満喫しています。

最新記事一覧
3年ぶりの秋の味覚 2018/09/22
傷の手当とメビウスの輪 2018/09/19
長寿者番付と祝う人 2018/09/16
Chrome最新版と隠れ技 2018/09/13
隣町の温泉 2018/09/10
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード