啓蟄と庭の景色

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暦上、昨日からは二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」(3/6〜3/21)に移りました。

  陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也(暦便覧)

”啓蟄は冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃という意味。実際に虫が活動を始めるのはもう少し先。柳の若芽が芽吹き蕗のとうの花が咲く頃である。”とのこと。

「啓」はひらく、「蟄」は土の中にとじこもっていた虫という意味だけれども蛙や蛇も含まれます。そもそもこの啓蟄という季節が中国で決められたのは紀元前らしく、その際の生き物全体を指す字が「蟲(むし)」。
この蛙や蛇が"うごめく"感じの「蟲」の略字が「虫」ということです。ちなみに、この"うごめく"というのを漢字にすると「蠢く」で、虫二匹を土台にして「春」が乗っています。虫が春を担いで来ているようでこの時期にピッタリの漢字ではありますまいか?


ここで問題。春ではなく「冬」が乗った「螽」は何と読むか?さらには、亡(な)くなる原因にもなるのは?(解答はカーソルオン)
  

さて、啓蟄の前には日中気温が21℃や20℃という日が続きました。これだけ暖かい日が続けば、地中の寝ている生き物にも十分に伝わったでしょう。でも、蛙はいいけど蛇は要らんなぁ。
さらには前日5日の早朝には強烈な雨が降って雷も鳴りました。これは、立春のあと初めて鳴る「虫出しの雷」と呼ばれる雷にあたるらしく春の季語になっています。モノの本によると、ちょうど啓蟄の頃に鳴ることも多いため、冬眠中の虫が驚いて出て来る雷として「虫出しの雷」と呼ばれるようになったらしい・・・。この「虫出しの雷(春雷)」の後の数日は、暖かい天気になることが多いんですと。

気温の上昇で庭の梅の開花もずいぶん進んでいます。
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一昨日までは家の横の道路から庭に入ってくると、梅のピンク・椿の赤・ミカンの黄色がコントラスト良く並んで目に入ってくるのでなかなか良い景色でした。
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と、過去形なのは、昨日一日中強風が吹いてミカンの黄色が無くなってしまったのです。今年は豊作のようなので採り入れが楽しみと思っていた分(カゴ満杯)が落ちてしまいました。
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これから本番の梅は別にして、終盤の椿の多くは散ってしまったしミカンは毎年記事にしている甘夏ミカンなので5月の連休までこのままだと思っていたのに残念でなりません()。
食べるにはまだ早すぎるとて捨てるには惜しい。何かいい使いみちは無いかしらん・・・・
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