雨中の電気工事

朝、起きて部屋の明かりを点けようとしたら、反応が無い。前夜が強風で嵐のようだったので、停電かと思いつつ部屋を出たら居間では母が起きていてテレビを見ていました。でも、トイレに行ったらやっぱり明かりが点かない。この時点で、ブレーカーの一つが落ちているのだと推測しました。というのも、家の電気はブレーカーで廊下を挟んで半分づつに分電されいるので、半分は電気が来ていても半分は停電状態になる場合があるからです。母は夜中に手探りでトイレに行ったとかボヤいていましたわ。

ところが、ブレーカーを見てもちゃんと全部が「入」になっています。はて?
考えられる原因は、天井裏の配電線をネズミがかじって切れたか、分電盤の故障です。前者は考えにくにけれど、どちらにしても私の手にはおえません。母の知り合い(従姉妹の子らしい)の電気屋に来てもらって、テスターとかで調べてもらいました。分ったのは、屋外からの引き込み線が「赤・白・黒」の三線あって、黒の線の電気がブレーカーまで来ていないということ。つまり、「電柱から外の引き込み口までのどこかで切れているんだろう」ということでした。そうなると、電気屋の範疇外なので九州電力にお願いすることになったのです。

電話をしたら、1時間も経たずにやって来ました。そして電柱から家までの引き込み線を見るなり、
「切れてますねぇ!」
だってさ。
目を凝らしてよくよく見ると、確かに切れています。
20180425_denki01.png

そこから二人の作業員の工事が始まりました。
20180425_denki02.png

雨模様にも関わらず合羽を着て電柱に登り、電線を緩めたり張り直したりで小一時間程で完了。

電線が切れるとは、先月から今月は強風が吹き荒れた日が多かったせいだろうか。しかし、そんな柔なものでもあるまいて…。まぁ、この電線は家が建って以来のものなので50年以上は経っているはずで「経年劣化」というやつでしょうなぁ。
電気のない僅かばかりの時間、「部屋は暗いしテレビも見れないからかなわんなぁ」と母は思っていたようです。私はラジオを聞きながらiPadで写真の整理をしていたので、全く気にならずでした。これが何時間も、いや何日も続くとなると"生活の不便さと電気の有難味"を感じざるを得ないでしょうなぁ。大規模災害でそうなった人が居たことを思わずにはいられませんでした。

そして、今回初めて知ったのは『発電所からの電気は三本1セットの電線で送られてくる』ということ。学校で教わったのは「交流」というだけの記憶しかないし、家庭内の電気工事はすべて二本線でやっていましたからねぇ。
調べると、交流には「単相交流」と「三相交流」の2種類があり、
・「単相交流」とは電線から家庭に送られてくる交流のことで、2本の電線の間を電圧がプラス・マイナス交互に変化して流れる。
・「三相交流」は3本の電線の各間を単相交流が多少ズレて流れている。このズレのおかげで3本の電圧を加え合わせるとお互いに打ち消しあって電圧ゼロになる。つまり、3本の電線の終端を結べば電流の帰り道は不要になる。
ということ。
行きだけで帰りの線が要らないというのは6本の電線が必要なところを3本の電線で用が足りてしまうので、設備費用が大幅に低減できるという訳ですなぁ。

誰が考え出したのか知らんけど、素晴らしい技術ナリ。
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